〇意見を募集する趣旨
平成28年5月に施行された成年後見制度の利用の促進に関する法律(以下「法」といいます。)及び平成29年3月に策定された国の成年後見制度利用促進基本計画により、市町村は、地域における成年後見制度の利用促進に関する施策について基本的な計画を定めるよう努めることとされました。
本市はこれまで、成年後見制度に関する施策を野田市社会福祉協議会との協働により推進してきましたが、専門的知識を有した医師、看護師、保健師、社会福祉士などの医療・保険・福祉関係者との連携を図ることなどが課題となっています。
今後、さらに認知症高齢者及び知的・精神障がい者への支援の重要性が高まると考えられることから、地域の権利擁護の支援の一環として成年後見制度を位置付け、法第14条第1項の規定に基づき、本市においても、成年後見制度利用促進基本計画を策定しようとするものです。
本計画の策定については、国が地域福祉計画の中に盛り込む方式を示していることから、これを取り入れ、地域福祉計画の第5章「成年後見制度の利用促進(成年後見制度利用促進基本計画)」を追加することで対応することといたしました。
この度、成年後見制度の利用促進の計画を追加した野田市地域福祉計画【第3次改訂版】の一部修正(素案)がまとまりましたので、お知らせするとともに、皆さんから広くご意見、ご提案を頂きたく、パブリック・コメント手続を実施します。